でもつけ麺は
あつ盛で
どうも、最近麺を控えているNCネットワーク名古屋の大谷です。
今回は工場見学会のレポートをお届けします!
「5Sを学ぶ」工場見学会を富山県にて開催致しました。
1社目の株式会社内山精工様
NCネットワーク主催5S総選挙で見事「銀賞」を獲得!!
大手メーカーの軸受部品、油圧機部品の旋削を中心とした加工メーカーです。
「感謝・心・人の和」
の理念の通り、社員の皆様の笑顔や元気な挨拶がとても印象的でした。
2002年に始めた5S相互診断で部門ごとの5S診断を開始。
2006年に見直しを行い、診断項目を52項目に増やし
それぞれの項目を4段階評価にされました。
やはり当初は「管理、定着」に苦労なされ、様々な試行錯誤を繰り返されたそうです。
今では年間の改善提案が約500件!
「大きな改善を誰かがやるのではなく、小さな改善をみんなで行います。手作り改善です」
という内山社長のお言葉が印象的でした。
↑内山社長の熱いプレゼンテーション^^
様々な「アイデア」の詰まった現場。
↑評価制度の仕組みに皆様興味深々^^
2社目の株式会社コージン様
自動車部品を中心としたインサート成形のパイオニア。
インドネシアにも工場を保有。特に女性社員が活躍なされている姿が印象的でした。
コージン様はリーマンショックをきっかけに5Sをスタート。
以前は「技術はあるけど、工場が汚い!」と取引先から指摘を受けていたそうです。
今では成形工場とは思えないほど美しい工場を維持し続け
内山精工様同様、工場内に様々なアイデアが散りばめられています。
半年毎に5S委員を入替え、社員全員参加で取り組んでいるのもまた印象的でした。
↑プレゼンテーションも女性社員様。堂々とした素晴らしいプレゼンテーションでした^^
↑「物に住所をつける」だれでも分かる仕組みが会社の様々な場所に^^
↑机の中も置き場所が決まっています。
↑トイレ掃除のチェックポイント!これがあれば掃除の苦手な男性でもできますね^^
「リーマンショックの時は本当に厳しかった。だからこそ社員と、何かひとつの事をみんなでやりたかった」と語る小柴社長。
「5S」を社員全員の共通言語にする事で、意思の疎通を図る。社員が笑顔で元気に働ける明るい職場作り。社員の可能性を引き出し、どこに行っても通用する人財に育って欲しい。
という小柴社長の社員様に対しての熱い想いに、参加者の皆様も真剣な表情で話を聞いていました。
2社の見学を通して思ったことは、
5Sは利益に直結しません。
しかし、会社の原動力である社員を元気に、笑顔にすることができます。
その結果、会社の生産性が上がる。
目に見えるキレイさが5Sの本質ではなく、
5Sを通して、考える力、気付く力、行動する力をつけていく。
チームで行うことで個人と組織の成長を促す。
企業の成長において非常に重要な要素を学ぶことができました。
内山精工様、コージン様、社員の皆様、本当にありがとうございました!!
ご参加頂きました皆様、終日お付き合い頂きありがとうございました!!
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
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